山岳競技であるクライミングは低い壁をロープなしで登るボルダリングと、15mぐらいの壁をロープをかけながら登るリード競技の2つ。

 

 
成年男子(すべての都道府県から2名ずつ)、成年女子、少年男子、少年女子は地域で予選があるので2名ずつのだいたい20組ほどの出場です。

 

それぞれ予選と決勝(上位8組)があるので、

 
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リードは8パターン(成年男子、女子、少年男子、女子の予選と決勝)の壁を2面(二人同時に登る)つくらないといけません。

 

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ボルダリングは4種類の壁を8パターン必要です。

選手は2面ずつを6分間で登るので、予選は同時に2組の県が登場します。

 

ルートセッターさんはとても大変です。

 

 

選手は隔離され、直前まで壁を見ることはできません。


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なので、隔離ルームがあり、スマホ等通信機器はあずかりになります。

 
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成年男子の最後のほうに出場する組なんて何時間も部屋の中ですごさないといけません。

 

なので、監視係や、呼び出し係なんぞも必要。

 

あずかった荷物を運ぶ係りも必要。

 

競技役員の大人や補助の高校生、施設関係者、市の関係者、観客を案内するボランティアスタッフも入れたら、

 スタッフはおそらく200名以上300名近くはいたと思います。

 

ちなみに私はリードのタイム計測係。

 

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リード競技の競技時間は6分間、旗があがり、入場してから40秒以内に登り初めないといけません。

 

人員は、大人4名、補助の高校生が5名。

 

壁が2面あるので、二手に別れ、

 

一人の高校生に観客と競技者用の大きなタイマーのスイッチを押してもらい、

 

2人はタイマーが故障したときの予備のためにストップウォッチで計測、

 

2人は入場してから40秒以内に登らない場合、審判にお知らせする係り。

 

私は、競技開始(両足離れた瞬間)から競技終了までの計測係です。

(決勝で同点の場合のみ(予選の成績も同じとき)、競技時間が短い方が上らしい)


観客や、選手用の大きなタイマーは当日の朝に到着するらしいし、

 

競技の時間を計る係りのため、前日はとくにすることなし。

 

ストップウォッチの確認と、同じ係りの人と顔あわせぐらいでした。


 ただし、宿舎行きのバスは18時すぎまでありません。

ひまひまでございました。


係によっては、相当遅くまでお仕事があったようです。